故湯川恭敏博士(1941〜 2014)は1977年から30年近くにわたってアフリカでバントゥ諸語の調査を行いました.このプロジェクトは湯川博士がフィールドで遺された言語データのアーカイブ,メタデータの公開を目的としています.2016年度には録音テープ約500本分の音声データのデジタル化を行い,2017年度にはフィールドノートなどの紙媒体のデータのデジタル化とメタデータの整備・拡張を行いました.
フィールドノートと録音テープを含む調査資料,および公刊された論文等の研究成果に関するメタデータは,以下のリンクから閲覧することが可能です.これらのリストは,調査対象言語にはじまり,語彙調査資料,フィールドノート,録音テープ,そして論文執筆過程で残された手稿の順に配列されています.これは,湯川博士の調査手順を念頭に置いて整理されたものです.
調査対象言語の位置を示した地図は以下のリンクからご覧になれます.
- 南アフリカ
- ボツワナ,ジンバブエ,モザンビーク
- ザンビア,マラウィ,タンザニア南部
- 太湖地域(タンザニア,ケニア,ウガンダ等)
- カメルーン,コンゴ北部
- コンゴ南部,アンゴラ北部
- アンゴラ南部,ナミビア
デジタル化したすべての資料は,以下の管理者のもとで整理・保管されています.
管理者 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
品川大輔 ds[at]aa.tufs.ac.jp
塩原朝子 asako[at]aa.tufs.ac.jp
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